6月の営業日

あっという間に2025年も半分過ぎ。折り返しですね。日々の忙しさに追われているうちに、気がつけばもう6月。寒暖差に戸惑いながらも、一歩ずつ季節は初夏へと向かっているようです。

食いしん坊の私は、旬の恵みの移ろいにも、ついアンテナが反応してしまいます。

なかでも、無花果は、そろそろデパートの果物売り場や、スイーツショップの瑞々しい季節の素材として見え始めます。その優しい甘みと、とろけるような果肉、プチプチと弾ける独特な種の存在(本来はこのプチプチが小花ショウカという花にあたるそうです)、果皮の少し癖のある野趣あふれる歯触りと香り、すべてに心惹かれ、毎年この季節を待ちわびています。初夏から肌寒くなるころまで、さまざまなかたちで味わえるのが嬉しいです。

江戸時代には日本に伝来し、食されていたようですが、紀元前6000年頃からアラビア南部で栽培が始まり、神話や伝説にも登場するなど、無花果は多くの人々を魅了している果物です。アダムとイブの物語は、旧約聖書でよく知られた象徴的なエピソードですね。

今年も旬を逃さず、存分に味わいたいと思っています。

 

アンティークの家具やお皿、歴史ある建物。どうやらわたしは、古くから人々に親しまれたものに魅了されてしまうようです。

 

さて、6月の営業日カレンダーを更新いたしました。背景にあるフランスでのスナップの無花果が、とても美味しそうです!

 

いつお越しいただいても新しい発見があるように。少しずつ模様替えをしています。

心に残るひとときをお過ごしいただけますように。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

14e  佐藤

 

 

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